弊社のポップアップソリューション「EC Agent」は、ユーザーの行動をPlausible Analyticsというソリューションでトラッキングしている。

本マニュアルでは、Plausible Analytics の自己のアクセスをカウント対象から除外（オプトアウト）する手順を、PC（Windows/Mac）、モバイル（iOS/Android）、主要ブラウザ（Safari, Chrome, Firefox）別にまとめる。

基本的には、各ブラウザのローカルストレージに plausible_ignore フラグを設定する方法を利用する(Plausible Analytics)。また、解除方法や動作確認手順も併せて紹介する。

共通／概説

Plausible のオプトアウトは、訪問計測時にローカルストレージのフラグ plausible_ignore を検知し、イベントを無視する仕組みを使う(Plausible Analytics)。

• 設定：localStorage.setItem('plausible_ignore', 'true')
• 確認：コンソールに “Ignoring event: localStorage flag” と警告が表示される(Plausible Analytics)。
• 解除：delete localStorage.plausible_ignore(Plausible Analytics)。

1. PC 版

以下、Windows/Mac 共通。

1.1 Google Chrome

1. 対象サイトでデベロッパーツールを開く

   • メニュー → その他のツール → デベロッパー ツール(Chrome for Developers)
   • または Windows: Ctrl+Shift+I、Mac: Option+Command+I(Chrome for Developers)。

2. Console タブを選択し、以下を貼り付けて実行：

   js
   CopyEdit
   localStorage.setItem('plausible_ignore','true')
   

3. ページをリロードし、計測ダッシュボードのページビューが増えないことを確認(Plausible Analytics)。

1.2 Mozilla Firefox

1. メニュー → ウェブ開発 → ブラウザーコンソール
   • Windows/Linux: Shift+Ctrl+J、Mac: Shift+⌘+J(Balsamiq)
2. Console タブで同様に localStorage.setItem('plausible_ignore','true') を実行。
3. リロード後、警告が出ることを確認(Plausible Analytics)。